最近、少し奇妙な感覚がある。
考えているというより
思考が拡散し続けている。
あちこちに飛び、横道にそれ、
一貫性もなく、支離滅裂にも見える。
ただ、それが不思議と不快ではない。
むしろ、どこか快適ですらある。
意図して収束させようとはしていない。
「考え抜く」という感覚も、あまりない。
それでも、ときどき、
拡散していたものが
ふと一つの関心にまとまる瞬間がある。
一般的には、これを「閃き」と呼ぶのかもしれない。
でも自分の感覚では、少し違う。
問題を解いた、というよりも、
流れていたものが
一瞬だけ形を持つ。
拡散の中で
ばらけていたものが
ふと
回り出す
一つのモーメント。
ただ“モーメント”で、方向を持って回り出す。
それはすぐにほどけて、
また思考は拡がっていく。
おそらく、思考とは
答えを出すためのものではなく、
こうしたモーメントを
生み出すための運動なのかもしれない。
そしてその過程自体が、
どこか快い。
うまく処理できない“もやもや”も、
その中に含まれている。
けれど、それを感じているとき、
ああ、とボクは思う。
拡散するカオス
ところ選ばず
湧き上がる もやもや
どうしようもないように 見える
それでも
ボクは 感じている
クスッと笑う
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