「頼まれごとは試されごと」やから、「無理」、「Noから入るな」という人が周りに多くいる。
 ボクが社会人になった35年ほど前(2024現在)に、ボクの上司は、「人への話、特に仕事などの指示は30%伝わっていれば上出来、3回は同じことを伝えなさい」と いわれた。当時、ボクは学生アルバイトに指示を出す「社員」だった。ボクは、当時の上司に、「ボクの指示やアイデアに、学生のアルバイトは『 無理 です』といわれます」と愚痴をこぼしていた。当時の上司曰く、「君が、『 No 』っていっていなかを、まず考えてみたら」といわれて、ギクッとした。当時の上司に、ボクはよく『 それ 無理でしょっ』とよく言っていた。その当時の上司ともう一人だけ、ボクの提案や色々な意見に「No」といわれた記憶がない。必ず、何らかの代案や指示をもらった。後にも先にもその2人しかそんな人にであったことがない。
 誰かの受け売りで、 「無理」、「Noから入るな」という前に、まず、自分が言ってないかと顧みる方がよい。普段、「No」と言っている人が、 「Noから入るな」 といってもまったく説得力がない。多くの場合、自分では「No」と言っている(ボク自身は、 「無理」、「Noから入るな」 と人に言ったことはないw)。
 ボクは、ちなみに、「言い訳の天才かも」と思う。でも、言い訳すら想いつかず人に、 「Noから入るな」 といわれても、「ちゃんと考えてますか、思いつきじゃないの?」と言いたくなる。
 まあ、還暦を超えているが、いまだに「指導」される身である。 young at heartと思っているが、若者の言い訳を聞くのがボクは楽しい。